小林正観さんの「宇宙が見方の見方道」

昼間は暖かい日も増え、今年も早いものでもう3月半ばとなりました。ウクライナにロシアが侵攻、東北ではまた地震が、いろいろなことが目まぐるしくおこる昨今ですが、今月21日には京都でもまん延防止等重点措置が解除され、明るい日常が戻ってくれることを祈るばかりです。確定申告では皆様に大変お世話になりました。この場をおかりして改めて御礼申し上げます。今回は小林正観さんの「宇宙が見方の見方道」(清談社Publico)から印象に残りましたところを引用ご紹介させていただきます。

「小林 正観さん」

小林正観さんは旅行作家で、学生時代から人間の潜在能力や超常現象に興味をもたれ独自の研究を40年以上わたって続けてこられました。旅の宿では頼まれ事で、宿泊客の人相手相をみて人生相談をうけられたりし、正観さんがくるという情報が流れると行列ができたと言われています。講演会も最盛期には年間300回超おこなわれ活動されてこられましたが、2011年になくなられています。正観さんの「トイレ掃除をするとお金に困らなくなる、臨時収入が入ってくる」という話は有名で、私も直接聞かせていただいたことを覚えています。今回「宇宙が見方の見方道」の「豊かさとお金」の部分から、引用ご紹介をさせていただきます。

「トイレ掃除のメカニズム」

「あるタレントが、以前テレビでこう言ってました。 自分はくだらない番組をやっても視聴率が上がる。自分では面白いと思わないのに小説を書くと売れる。絵を描いてもいい絵だって評価されて美術館だとかに収蔵されたりする。映画も自分の楽しみの一つとしてつくっていたら入賞してしまったり、グランプリで選ばれたりする。

自分としては、好き勝手にやっているだけで、人よりも才能があるとは思えない。

おかしい。よく考えてみても、自分の才能でそれらをやれるわけがない。ただ、心当たりは、たったひとつだけ、ある。

それは、若いころに師匠に『トイレをきれいに掃除しろ』と言われてから30年以上ずっとトイレ掃除をやり続けてきたこと。

今のような話を、テレビでたった一度しゃべってた人がいるんです。

その人の名は、北野武(ビートたけし)。それだけ思い当たるふしがあるんだそうです。」

「『トイレ掃除をすると、なぜかお金に困らなくなるらしい』という宇宙法則があり、『トイレ掃除をはじめたら臨時収入があった』という事例がいくつも報告されています。そして、トイレ掃除がどうして宇宙と結びついているのだろうかと、ずっと思っていましたが、最近そのメカニズムがわかってきました。 宇宙のエネルギーと人との関係は、巨大なダム湖と導管によく似た構造になっています。このダム湖には、宇宙から見て私たち人間が必要だと思うもの、欲しいと願うもの、ありとあらゆるエネ

ルギーが蓄えられています。ダム湖の下にある水の流出口につながる導管が私たち人間であり、いつでも好きなだけ水を取り出せるようになっているのですが、この導管の中にゴミがたくさん詰まっていると、本来いくらでもでてくるはずの水の流れを止めてしまうことになります。

この詰まらせているゴミは『自我』というものなんです。つまり、この自我というゴミを取り除けば、上から無限の宇宙エネルギーが勝手に流れ込んできます。私が元気になるもの、やる気になるもの、力や勇気が湧いてくるもの、私にとってのエネルギーです。それはお金であったり、健康であったり、愛情、友情、仕事など、私を元気にしてくれるエネルギーすべてです。

では、導管が全開になってこのダム湖にあるエネルギーが勢いよく流れ出してくるために、私たちが具体的にどうすればいいかということですが、簡単なことです。導管に『自我』というゴミを詰まられせているんですから、掃除すればいいんですよね。

トイレ掃除というのは、その影響力でいえば先頭に立っているようです。私たちは、ただ、つながればいいだけなんです。」

無限の宇宙エネルギーとつながって、いろいろなことがあってもエネルギー高く、今年もチャレンジしたいと思う今日この頃でした。

参考文献:「宇宙が見方の見方道」 (著者 小林 正観 清談社Publico)

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