デジタル庁は8月20日、「マイナンバーカード対面確認アプリ」をリリースしました。
iOS版とAndroid版のどちらも配信されています。
「マイナンバーカード対面確認アプリ」は、マイナンバーカードのICチップを読み取り、格納された氏名などの本人情報を確認するためのアプリで、事業者や自治体のスタッフが“対面”で顧客や住民の本人確認などを行う際に利用できます。
本人確認が必要な事業者が使うものなので、一般の方がアプリをダウンロードする必要はありません。
主な利用シーンは以下の通り。
・金融機関での取引のための本人確認時
・携帯電話の契約のための本人確認時
・中古品の買取のための本人確認時
・自治体窓口での本人確認時 ・その他、マイナンバーカードの対面での本人確認が必要なとき
今春には、大阪府八尾市の市議会議員のマイナンバーカードを偽造して、本人確認に使われる事件が発生しました。
券面の記載内容を目視だけで確認するのではなく、ICチップに格納されたデータを手軽に確認できるようにすることで、なりすましによる悪用を防ぐ狙いがあります。
デジタル庁の発表によると、令和6年7月31日の時点で人口に対するマイナンバーカードの保有枚数率は74.5%、意外と高い数値となっております。
普段の生活にマイナンバーカードが必要不可欠な存在になる日も近いかもしれませんね。
デジタル庁公式サイトより